「札幌市動物愛護管理推進計画(案)」への意見募集(パブリックコメント)

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「札幌市動物愛護管理推進計画(案)」への意見募集(パブリックコメント)

なんと今日締め切り( ;∀;)
最近の役所は「殺処分を減らすために」←ここ強調して
収容数を減らそうとしてるけど
今、行政収容施設に動物はいないけど
外(民間団体やボランティアや純粋な野外や不適正飼養中の所有者のもと)には犬も猫もうようよいるよ。
いいんですか、それで。って言うところが最近のポイントです。
騙されないようにお願いします。
動物のために。

札幌は早く新センター作ってもらって
今後不適正飼養の発生予防に力を入れるところに来ています。
もう殺処分云々じゃないんですよね。


<該当箇所>
P37 第3章 札幌市における動物愛護管理行政の課題
1 「動物の愛護」に関する課題
2 「動物の管理」に関する課題
3 「体制整備」に関する課題

<意見内容>
3 「体制整備」に関する課題を 3 「動物の福祉」に関する課題に変更してください。

<理由>
基本構想の中の基本施策では 
① 動物愛護精神の涵養
② 動物の適正管理の推進
③ 動物の福祉向上
となっており、基本構想通りに「3動物の福祉に関する課題」を入れてそれぞれの課題に適切な体制整備を行うという形が自然である。
なぜ動物の福祉を外すのか、何か合理的な理由があるのか不明です。
「体制整備」は課題ではなく、課題を解決するための手法です。
「基本構想に即した計画」を正しく策定してください。


<該当箇所>
P40 第4章 計画の基本的な考え方
2 基本施策 2-3
他 P41 の体系図など関連個所すべて

<意見内容>
①の意見同様、2-3 は動物の福祉の向上に変更してください。

<理由>
体制整備は施策ではなく、施策を実行するための手法です。


<該当箇所>
P43 3-2 (1)2023年度における犬の引取り数を190頭、猫の引
取り数を660匹まで減少させる

<意見内容>
飼い主不明の犬の引き取り数を63頭
飼い主不明の猫の引き取り数を345頭まで減少させる(H28の70%減 負傷含む)
に変更してください。 

<理由>
犬猫の引き取り数には大きく「飼い主不明」と「飼い主放棄」に2別されます。近年の少子高齢化により高齢者による放棄が多くなっていますが、これらについてはやむを得ない放棄であり、引き取り拒否までいかなくとも、説諭をすることで飼い主が他に対策出来る可能性も少なく、札幌市に相談したにもかかわらず遺棄やネグレクトなどになってしまう可能性が高いです。よって、「飼い主からの放棄」については、動物の健康と安全の確保という観点からも、目標に掲げて引き取り数を減らす対象ではありません。
放棄犬については小型純血種も多い事から、飼い主放棄を減らすためには、入手前の段階で熟考を促すための業者への指導や飼い主探しノートで対応していくべきです。
「飼い主不明いわゆる迷子」の犬猫については、犬はもちろん、猫についても完全室内飼育を推進し、減らして行くべき対象であることから、指標を「犬・猫の引き取り数」から「飼い主不明の犬・猫の引き取り数」にするのが正確です。
今後10年の計画ですから、より詳細な分別が必要です。


<該当箇所>
P44 
<意見内容>
新たに(5)として 路上死体として回収される猫(平成28年度1,449匹)の数の半減を追加してください。

<理由>
殺処分数は激減しても、路上死体数は微減です。外で暮らす猫を減らすことが、苦情の減少や適正飼育の推進
収容頭数の減少につながります。センター収容猫数は少ないが、外には多く生息しているようなことにならないように
路上死体数の減少との相関が最も本質を捉えた数値目標と考えます。


<該当箇所>
P56
第6章動物管理センター(施設)のあり方
1-2 (仮称)動物愛護センターとしての機能強化の必要性
これらの社会情勢、法改正、陳情の採択、答申の内容などを踏まえ、これからの動物
愛護管理行政を推進するため、現在の施設を(仮称)動物愛護センターとして機能強化
することが必要と考えます。

<意見内容>
以下のように変更してください。
これらの社会情勢、法改正、陳情の採択、答申の内容などを踏まえ、これからの動物
愛護管理行政を推進するため、現在の施設を(仮称)動物愛護センターとして機能強化のために新設することが必要と考えます。

<理由>
採択された陳情の文言や趣旨、動物愛護管理推進協議会の答申においても、明確に愛護センターの「新設」の必要性がうたわれているにもかかわらず「機能強化」という言葉のみにすり替えられており、既存の建物の改修や改築でお茶を濁される可能性を無くすため
誰にでも明確に理解できるよう「新設」の文言を入れてください。また、これに準じて、計画中の全ての「機能強化」の後ろには「のために新設」の文言を入れてください。


< 該当箇所>
P62
3 (仮称)動物愛護センターの整備に向けて

< 意見>
施策や新施設に合わせた具体的な人員配置、関係団体やボランティアも含め、誰がどのようにどの施策を進めていくのかの明記が必要。

< 理由>
新センターの整備に合わせ、中長期的な新規取組もあることから、現状の職員で足りるのか、市民や関係団体、獣医師などの専門家はどの部分を担えるのか
計画の中で示していくべきです。


<該当箇所>
P63
第6章動物管理センター(施設)のあり方
3 (仮称)動物愛護センターの整備に向けて
3-2 今後の流れ
以上のような(仮称)札幌市動物愛護センターとしての機能強化を実現するため、
今後、必要な各種の調査等を実施し、八軒本所の施設の活用を含め、施設規模、設置
場所について諸条件を整理するほか、効率的な施設の維持・管理、運営など、総合的に検討していきます。

<意見内容>
以下のように変更してください。
以上のような(仮称)札幌市動物愛護センターとしての機能強化のための新設を実現するため、今後、必要な各種の調査等を実施し、施設規模、設置場所について諸条件を整理検討するほか、効率的な施設の維持・管理、運営など、総合的に進めていきます。

また、18年度予算に基礎調査費がやっと計上されたことから、調査から具体的なスケジューリングを行い 竣工までの日程表、工程表等を本計画の中で明示してください。

<理由>
6万筆の署名を集めた陳情の採択から丸2年、2年間一体何をされていたのか、全く進捗が無い事を知り大変驚いています。
機能強化のための新設は、署名に現れたように多くの市民が望んでいる事、実務上も必要不可欠な事は議会や委員会、市長答弁でも繰り返し述べられてきました。
にもかかわらず、やっと来年度に基礎調査費がつくとのこと、このスピード感では、陳情や議会の制度すら揺るがしかねない不作為なのではないでしょうか。
陳情が採択され、新しい施設ができる大切な計画ですから、計画の策定が多少遅れても、一日も早い竣工、適切な維持管理運営を目指して具体的な工程をお示しください。

以上

まじめ顔の凪たん