フィラリアと狂犬病。体重10.75kg
診察台に乗せたら、上顎第3前臼歯がポロリと落ちた(;A´▽`A
血液検査の結果、肝数値がやや高めで狂犬病はできず。
肝数値の原因はフードかもということで、フードを替えて再検査(;A´▽`A
エコーは異常なし。しっこ取れず。
フィラリアだけ貰ってきました(^ー^)
ステロイドで目つきが怖いーずっぴ。おつかれさま。
金曜日、主治医に電話してすごく調子が良い事を伝えると、じゃーまた週末にでも来て
血液検査で副作用チェックしましょうと言うので、神経の先生を正式に紹介してもらうことにしました。
話は早く、本日土曜日、CT撮るかもしれないからご飯食べないで来てねってことで午前中着。
全身麻酔で造影剤入れてCT撮ってもらいました。
タイミング悪く、右旋回とかふらつき倒れこむ症状は、神経の先生はほとんど見てないのだけど
CTでなくてMRIだよって話は以前にしていたのだけど
なんかきっと自信があったのかな、しばし無言で考え込んで、施術です。
(CTは大学病院行かなくても先生のところにある)
こういう場合ならこうとか、そんな説明一切なしで、じゃー預かります。って言われました。
前日にあーだこーだ考えて行った質問もできずじまいで、
先生はもうそんな選択肢とか猶予とかは無い状態ってわかってたんだと思います。
予定通りに電話が来て、見つかりましたって言われ少し説明してくれました。
19時迎えに来た時に詳しくって言われ、画像を見ながら大変わかりやすく納得の行く説明をしてくれました。
わかりやすく説明してもらったわりに、アタシがうろ覚えですが・・
結果、腫瘍のような物が鮮明に延髄の部分にあり、それが結構な大きさで前方の小脳やら後方の脊髄やらを圧迫している状態とのことでした。
アタシが見ても、明らかな病変でした。
腫瘍かどうかは取ってみないとわからないので、あくまで腫瘍のような物。(いやでもおおよそ腫瘍)
取れない場所では無いけど、(外科手術という意味ね)延髄って、生命活動の中枢を担っているところで
そんなところにメスを入れると腫瘍は取れたけど、本体も死ぬって可能性が圧倒的だそうです。
で、その腫瘍のような物の大きさが結構大きい割りに、ずっぴの臨床症状がステロイド飲んでるとは言え
理に合わないそうです。こんな大きな物があれば、ほぼ寝たきり状態が普通らしいのですが
今のずっぴは、飼い主とのコミュニケーションも取れ、ふらつきながらも歩け・・ご飯も排泄もできる。
これは何を意味するかと言うと、腫瘍のような物が外部からできて入り込んで行った物ではなく
元々あった脳の組織が、変性(?ガン化?)している可能性が高いとのことでした。
そういう意味でも、元々の組織であったならなおさら、そんな物は取れない(外科手術できない)と言うことです。
大きさ的には脳の全体が10だとしたら2か3ぐらいの大きさだったかなぁ(ざっくり)
アタシ的には治して欲しいって思ってるわけではないのですが(いや、そりゃー治るなら治したいけど)
先生は「治す」方向で話をしてくれているのが嬉しかったです。
そんなこんなで、いつ死んでもおかしく無い状況であり
やはりステロイドで炎症や浮腫を抑えて行くしかない状況であり
もう肝数値とかは無視だそうです。どうにもならない。
最期は意識も朦朧として、呼吸が止まるだろうと
もしかしたら、今後発作のようなことも起こってくるかもしれないけど
クスリも使うけど発作がおさまらないようなら、眠らせてあげる選択肢でもいいでしょうとのことでした。
もっと早く専門医へ行けば良かったな・・
結果としてステロイドでコントロールできているってことで
CTはいらなかったと言えばそうなのだけど、良くわかってて使うのと
良くわからないまま使ってなんだったんだろうって死んじゃうんじゃー飼い主的には大違いよ。
でもきっとかかりつけの先生的には同じなんだろうなと、だから精密検査のメリットは少ないって言ってたのだと思います。
アタシ的にはメリットだらけでデメリットはせっかくのお天気にずぴが居なかったって事かな。
わかって良かった。
ずぴとの別れが近いのに変わりは無いけど
少し、ほんの少し、原因がわかれば緩和できるかなとか
ずぴがラクに、少し長生きさせられるかなって思ったけど
それはかなわないけど、調べに行って良かったです。
ずぴは病院でステロイドと脳圧下げるお薬を注入してもらって
家に帰って車から降りた途端、散歩行くーーー!!って元気でした(笑
久しぶりに、夜な夜な2人で30分ぐらいお散歩できました。
クスリのおかげとは言え、ずっぴの張り切りようが嬉しかったです。
最期まで穏やかでありますように。